キッズアースコラム 2010/05 保護者が望む授業と教員の意識

保護者が望む授業と教員の意識


読まれた方もいらっしゃるかとは思いますが、先日の読売新聞朝刊に「保護者の望む授業のあり方」についてこんな記事が載っていました。
 「昨年8〜9月に全国の小、中、高等学校の教員4,978人、保護者3,813人に対する意識調査の結果、教員は、「独自に工夫した教材や実技の課題を扱う」授業を心がける人が最も多く、43.3%で、保護者も45.6%の人がそうした授業を望んでいたが、その一方で、「授業の狙いや目標を明示する」教員が40.3%に対し保護者は11.3%。「教科書を丁寧に教える」は、教員39.7%、保護者26.2%で教員はどちらかというと基本に忠実に教えることを好む傾向があることが分かった。また、36.4%の保護者が「体験を重視する授業」を望んでいるのに対して教員は26.5%。生徒が「レポートを書いたり発表したりする」は保護者23.5%、教員13.0%と、総合学習には消極的な教師たちの姿勢が目立った。保護者と教師間のトラブルも、このような意識の差に遠因がありそうだ」
 この結果から、親は子どもに対して、様々な体験の中でより個性を伸ばし、自我を確立してくれることを望んでいるのに対して、教師はどちらかというと型にはまった教育をしたがる傾向があるのかな、と勝手ながら感じました。

ここでいう教員とはいわゆる学校の先生のことですが、若干フィールドが違うとは言え、教師という同じ立場にいる自分たちはどうだろうと考えた時に、私たちはまさに体験型の授業の中でレポート作成や発表の機会を設け、子どもたちそれぞれの個性を重視して、それを伸ばすことを最大の目的にしています。そのため、図々しいようですが、今の保護者の方々の意識とはほとんどずれがないという確認が出来たように思いました。
 しかしながらやはり“先生”という職業をしていますと知らず知らずのうちに自己満足の考え方を他者に押し付けることもあるのでは、とも思います。もし、そういった行動が多少あったとしても、先生という立場上、直接クレームを受けることも他の職業に比べると少ないようにも感じます。だからこそ、より他人の意見に耳を傾けると同時に、言葉に表されなくとも、望んでいることを“感じる力”を身につけることこそが、私たちが教育という仕事をする上でとても大切なことだと思います。
 このことを今一度、肝に銘じて、さらに心地の良い教室作りを心掛けていきたいと思います。

キッズアース 小泉力


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