キッズアースコラム 2010/01 新年、明けましておめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます

 早いもので、開校から3回目の新年を迎えることとなりました。この3年間、振り返れば平穏に過ぎたようで「キッズラボ」から「キッズアース」への変更、青葉台教室の開校等々・・・。実は急速に様々な変化がありました。大変厳しいと感じる時期もありましたが、何とかそれらを乗り越えられたのも一重にキッズアースを信頼し支えて下さる保護者の皆様と、そして何よりも精神力の源となるものは子どもたちの元気で楽しそうな姿です。
 11月中旬から12月中旬の約1カ月をかけて多くの保護者の方々とお話をする中で、子どもたちの教育について様々な意見をいただきました。もちろんその考え方にはご家庭により、またご家庭の中でも若干の意見の相違があるようです。しかしながら、子どもたちと真剣に向き合う中においては、むしろその方が当たり前ではないかと思いました。また、せっかくの機会なので私たちの考え方についても出来る限りお話させていただいたつもりです。
 お話をしていくうちに、ついつい過去に関わった生徒たちのことを思い出して勝手に熱くなる場面もあり、もしかするとお見苦しい場面もあったとすればこの場をお借りしてお詫びします。低学年のころはすぐに泣いてしまっていた子が3年生、4年生になり少しだけ反抗期を迎えて、指導者として厳しく接することが必要な場面もこの時期になってくると出てくる場面も多くなってきます。
 実をいえばかつて中学受験クラスを担当していた時代には、まるで軍隊のようにクラスを統率し、やる気のない生徒はもちろん成績が上がらない生徒までも厳しく叱りつけ、どちらかといえば「管理」をするというスタイルで指導を行っておりました。ただし、本音のところはあまりそういった指導スタイルは当時からあまり好きではありませんでした。
 まだまだ自立をしていない小学生の段階ではある程度の管理というものは必要であるとは思います。ですが、誰かに言われるからではなく、出来るだけ子どもたちが自分自身の心で「言って良いこと、悪いこと」「するべき行動やすべきではない行動」に気がついて、そして感じて欲しいと思っています。振り返れば私自身がそうであったように、自分自身の心で気がつかないとそこには決して自立という成長がないのではないかという考えが実体験にもとづいてあるからです。そして、その気づきの場面をいかに多くつくれるかということが私たち講師の大切な役割のひとつだと思っています。この面談の中で教育という仕事にとって一番必要なことは、「真の優しさ」と「我慢強さ」であることを深く感じ、そしてまたひとつこの場に集う子どもたちのことが好きになれたとても有意義な約1カ月間でした。是非ともまたこのような機会をいただきたいと思います。お忙しい中、足を運んでいただきまして本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。


平成22年元旦 キッズアース  小泉 力


キッズアースコラム 2009/12 今年もお世話になりました

今年もお世話になりました


早いもので今年もあと僅かとなりました。例年通り新年度にむけての面談を実施しておりますが、今年度は私自身が教室に通われているほぼ全ての保護者の方とお話をさせていただいております。お時間がない中でご協力をいただきましてありがとうございます。出来るだけ時間をとって子どもたち一人ひとりの顔を思い浮かべながら、そして今後のことを考えながらお話をさせていただいているつもりではありますが、情けない話、まだまだ把握しきれていないこともたくさんあるかと思います。
 もう少し若い頃、初めて先生という立場になった時によく先輩に言われた言葉の中に「先生は生徒の目線に立つこと」というようなことがありましたが、実は私はこの言葉があまり好きではありません。
 もしかすると意味の捉え方の問題なのかもしれませんが、この言葉を聞くたびに「先生ってそんなに偉いのかな?」と思ってしまいます。もちろん人生の先輩として、また、指導者という立場においての大きな責任があり、強いリーダーシップをもって、子どもたちを導くということが大きな仕事であるということは、当たり前のこと思います。ただし、子どもというのはある意味大人よりも感性が豊かな部分があって、大人では気がつかないたくさんのことの気づき、感じている場合も多くあります。ですから、まずは一人の人間として子どもたちと付き合い、そういった感情を少しでも感じられた時にこそ、真の信頼関係が生まれ、そこで初めて先生としての子どもたちの立場に立てると思っています。私たちキッズアース講師一同は「先生はあくまでも子どもたちが成長していく上での縁の下の力持ちであるべき」という考え方をもって日々子どもたちと接することにしております。
 本年の大変お世話になりました。そして来年からもまた宜しくお願い致します。


キッズアース  小泉 力 


キッズアースコラム 2009/11 信頼すること、されること

信頼すること、されること


年甲斐のない話ですが、生徒に対する指導の考え方の違いから討論の末、大喧嘩になり、それ以来連絡を取らなくなっていた古くからの友人に約2年ぶりに再会し、何事もなかったかのように杯を傾け、また元の関係性に戻るという機会がありました。今思えば、お互いの信念が強すぎて、時に相手の考え方を理解しようとしない一人よがりな自分たちが、あの時はいたのかな、と言葉のない中でもお互いに感じることの出来た時間だったと思っています。
 とても稚拙なことで恐縮なのですが、時々単なる「我が儘」を「信念」にすり替えている自分がいるような気がします。キッズア−スも通われている保護者の方々から、思えば開校当初からつい最近に至るまで、面接やアンケート等を通して様々なご意見をいただいてまいりました。自分自身の信念が強い分、ともすれば独りよがりな考え方や表現になりがちな場面で、親身になって考えていただき、ご意見をいただく度に本当に目が覚める思いです。そういった言葉の一つひとつが自分自身の、いやキッズアース全体の宝となっていくと思っています。
 この宝さえあれば、もっともっと良い教室をつくっていくことができると確信しております。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願いいたします。


キッズアース  小泉 力 


キッズアースコラム 2009/10 これから…

これから…


異常気象、新型インフルエンザ流行、そして100年に一度と言われる大不況等々、昨今は世界中で様々な災難が降り注いでいるように感じます。
また、ご存じのとおり日本は今後、超高齢化社会に突入します。これは大げさな話ではなく、一つの国を滅ぼしてしまいかねない大きな問題です。
 国も様々な政策を検討し実行しようとはしていますがそう簡単にうまくいくとは思えません。
 少子化という問題事態に私たちが直接的に何か貢献できるわけではないとは思いますが、やはり教育という仕事をしている以上、この問題に目をそむけるわけにはいきません。
 子どもというのは国にとって、いや人類にとっての一番の財産だと思っています。
 世間的な価値観の違いは当然あるかとは思いますが、私たちの教室に通われている子どもたちは頭の良さだけではなく人格的にも優れた大人になる素養を兼ね備えていると私自身は思っています。
 もちろん保護者の方の協力がまずは一番に必要なことではありますが、今後、彼らのそうした素養を大きく育てることこそが私たちの使命であり、存在意義であるということをスタッフ一同再確認をして今後の指導にあたっていきたいと思います。

キッズアース  小泉 力 


キッズアースコラム 2009/09 夏の想い出

 夏の想い出

今からもう何年も前の淡い思い出ですが(苦笑)、自分がまだ学生だった夏休み・・・約2か月間の夏休み、アルバイトを掛持ちで貯めたお金で小さなジープを購入し、ある日、北海道に向けて一人旅立ちました。もちろん高速道路など使わずに、途中は友人の家にお世話になったり、車の中で野宿したりと3日間がかりで北海道にたどり着きました。すぐにお金が尽きて途方にくれている時に、偶然知り合ったサロマ湖という湖でホタテの養殖をしている漁師さんの一家にお世話になることになりました。2週間あまり働いてアルバイト料をいただき無事に北海道をほぼ1周することができました。そして帰りの道すがら、山形ではスイカ売りのおばちゃんに「1人で頑張るね!」と励まされスイカを丸ごとご馳走になったりしながらすっかり秋の気配を感じる頃、無事に東京に戻れました。自分一人の力で何とかなるさと思って旅立ちましたが、振り返ると様々な人々に助けられて克服できた旅でした。結局、一人だけで出来ることなど限られていて、様々な人々との関わりの中で毎日を無事に送れているということを実感させられた旅でした。
 キッズアースの授業は少人数制ながらもチームワークが必要です。一人だけが頑張ったり、一人だけでやろうとしたりしてもけっして満足したものにはなりません。授業の中で、もちろん知識を学ぶことはとても大切なことだとは思いますが、仲間との協調性や人を思いやる心を是非とも学んで感じてほしいと日々思いながらいつも授業に取り組んでいます。ホントに時々ですがあの頃の思い出と重ねながら、実はそういった雰囲気がクラスの中で出来上がった瞬間に一番充実を感じています。


キッズアースコラム 2009/07 保護者面談

保護者面談

今月よりセンター南校にて保護者面談を行っています。お子様の成長ぶりをお伝えしていくことが面談の主旨です。私たちのような形態の教室では具体的にどこがどのように成長しているのかが分かりにくい面があります。そのため、面談では日々の授業でのお子様の発言や行動を出来るだけ分かりやすい形でご報告しています。少人数制であり、一部のクラスを除けば毎週のように出会うので「先生と生徒」「生徒と生徒」の距離が近く、それぞれの本来の性格を正確に把握できていると思います。また、ご家庭や学校では見せない面もこちらの教室で見せてくれるときもあるようです。成長する上で様々な経験の積み重ねていかないと気づかないことが沢山あります。また、人とのふれあいの中で摩擦を起こし、悩むこともあると思います。その中で人としての幅を広げ、より良い関係性を築き上げていくものだと思います。保護者の皆様とお子様の話をしていく中で、より良い経験の場となること、関わってくれている全ての人たちがより良い関係性を築ける場を提供していくことがキッズアースの役割だと再認識しています。教室に集う子どもたちが本物のリーダーシップを身につけて世に出ていくことを想像し、ワクワクしながらこの夏を迎えたいと思います。


キッズアースコラム 2009/06

 お陰様で4月よりキッズアースも青葉台校を加えて3教室となりました。最近は様々な理科実験教室がある中で、私たちの教室を選んでいただいている皆様には心からの感謝の気持ちでいっぱいです。教室数や生徒数が増えていく中で、私たちが今後とも「最優先で大切にしなければならないこと」をつくづく考えます。昨年、ある保護者の方と定期面談をする中でイベントの日程変更についてクレームをいただきました。お詫びをした時にこんなお話をされました。「でもね、あんまり先生の悪口を言うとうちの子が怒るので…」。情けない話ですが正直とても嬉しかったのと同時に子どもたちの信頼に対する責任の重さをあらためて考えさせられました。キッズアースの先生たちが、すべての教室の子どもたちに同じ思いをもって接することができるように、そしてすべての子どもたち個性を引き出すために、今月よりセンター南校と青葉台校(一部クラスを除く)では、主担当を中心として副担当を置くことに致しました。基本的には2名の先生が1つのクラスを運営し、複数の視点で子どもたちをサポートさせていただきます。子どもたちの信頼を大切にし、そして保護者の方々とのより深い信頼関係を築くために、日々の授業から講師一同全力でのぞむことをお約束いたします。

キッズアースコラム 2009/05

今年も例年通り、第一回目の1泊2日アースユニットを6月に実施いたします。今回の内容は、「川の生き物」をメインテーマとして、単に観察をするだけではなく、実際にプロが用いている手法を学習して、河川の生物についての環境調査を実践し、通常の生物系の野外学習とは少し違った視点からプログラムを作りました。詳細につきましては、是非、説明会にご参加いただけたらと思いますのでよろしくお願い致します。アースユニットは、各種の団体や専門家の協力を得て、より専門的で高度な内容を背景に自然科学プログラムの構築をしております。わずか一泊ながら日常を離れて集団生活をし、皆で協力しながら野外実習や屋内でのプレゼンテーション、そして最終日に合宿中に自分が感じたことをまとめる作文・・・ それらを通して、子どもたちの個性があくまでも自然体で最大限に引き出される場になっていると思います。アースユニットを実施する上での私たちの目的として、もちろん野外というメリットを生かし五感をフルに活用し、日常では中々味わえないような体験を通して自然科学の知識を身につけてもらうということがあります。しかし、ただそれだけではなく、感受性の強いこの時期に、共通の目標や興味を持って生活を共にして目的を達成することで,自立心や仲間との協調性を一生の記憶とともに育んでいくことも大きな目的としています。たった1泊の合宿ではありますが、子どもたちにとっては自分自身に対する大きな挑戦でもあります。通常の授業では出会えないような様々な個性の発見を楽しみにしながら皆様のご参加をお待ちしています。


キッズアースコラム 2009/04 

 最近はめっきりと春らしくなり,それぞれの学校で入学式を迎えるシーズンとなりました。毎年のことですが3月の新聞折込チラシには進学塾が競い合うかのように合格速報を載せていました。かつて,学習塾という業界にいた時,大学受験・高校受験・中学受験など,様々な受験に関わった中でも,中学受験というものは格段に責任の重いものでした。問題を解くテクニックを訓練し点数を取らせそして志望校に合格させる・・・ これが指導をするものにとっての大きな責任のひとつになります。ですが・・・ 最終的にそれを乗り越える大きな力となるものは,本人自身の精神力とモチベーションに他なりません。かつての教え子の女の子でとても大人しくて地道に勉強する女の子がいました。順調に成績も上がりキチンと順当に受験校も決めて万全の態勢で臨んだはずなのに,最初に受けた滑り止めの学校に失敗してしまったのをきっかけにして次々と失敗してしまいました。最後に追い詰められて第一志望校の三次試験を受ける前に,この子とそのお母さんと面談をしたのですが,お母さんから受験校をもっと的確に選ぶべきだったのではというお話が出ました。本人も本当に落ち込んでしまっている中で,もう一度原点に戻って何のために受験という道を選んだのか,そしてそのために今までしてきた努力を振り返って話合いをすることになりました。正直そういう事意外にどう対応すべきかが分らなかったのです。発表の日にその子から連絡はありませんでした。私自身でも考えられないくらい落ち込んでいました。もう二度と受験クラスの担当はしたくない・・・ そんな風に思いながら過ごして,一週間たったある日の朝,「先生!私合格したよ!!」と突然その子からTELがかかって来たのです。いつも大人しくあまり自分からは話かけてこない子でしたが,精いっぱいの大声でした。「合格したぞー!!」その時は本当になりふり構わず大声で叫び大ハシャギをしたことを覚えています。補欠合格だったので確定まで時間がかかったということでしたが,あの時のあの子の生き生きとした心からの喜びの声を今でも時々思い出すことがあります。ですがもし・・・ あの時にやはり合格できなかったとしたら・・・それを考えた時に合格不合格という範疇だけで中学受験を考えるわけにはいかなくなってきます。中学受験というものには色々な意味で賛否両論があるかと思いますが,実際に受験することになった子どもたちにとっては,人生で最初に与えられる大きな試練です。故に、その先の人生に大きな影響を与えてしまうこともあり得ます。そうした中で成績を上げるための授業スキルだとか,模擬試験の成績が上がったとかという次元だけではなく,どのように精神的にサポートしていくかということが,その子に関わる大人の責任だと思います。キッズアースの各教室のある場所はとても受験熱の高い場所ばかりです。特に中学受験をする生徒ばかりが通われているわけではありませんし、受験ということに特化して教室運営をするということではありませんが,前述した受験生のように私たちの教育が子どもたちに影響を与えることも多いかと思います。知識とかスキルばかりに捉われるのではなく、まずは精神的な成長をサポートできるように。まずは私たちスタッフ自身が自分達自身の人間性を高める努力を怠ることのないように身を引き締めていきたいと思います。                          


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